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「BCL」||就活-master.com (05/29update)

BCL wikipedia|無料辞書

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BCL (びーしーえる)とは、Broadcasting Listening / Listener の頭字語である。放送(特に短波による国際放送)を聴取して楽しむ趣味を指す。日本では1970年代に中高生を中心に一大ブームが起った。

◆ 概要
BCLは、広義の意味では、放送を聴取して楽しむ趣味一般を指し、狭義の意味では、主に短波を使って行われる海外からの放送を聴取することを指す。後者については、欧米では「SWL」 ( / Listener) や、「」が使われる。一方、日本で「SWL」というと主に、趣味としてアマチュア無線交信や業務局の通信を受信する人を指す。他に「DX」(Distant X: Long Distance =遠距離の意 アマチュア無線、BCLについて 遠距離の通信・受信を行うという意味)という表現もある。
受信日時・受信状態(SINPOコードが使われる事が多い)・受信に使用した受信機アンテナ番組の内容についての感想などを受信報告書として放送局に送ると、受信したことを証明する受信確認証(ベリカード)が発行される。これを収集することも楽しみになっています。

◆ 日本での経緯
アメリカVOA(The Voice Of America、アメリカの声)や、ソ連(現:ロシア)のモスクワ放送(現:ロシアの声)のように、太平洋戦争中から日本語放送を実施していた放送局もあるが、多くの国々からの日本語放送は戦後開始された。戦中は高性能受信機の所持すら規制されていた(発覚するとスパイ容疑で連行された。許されたのはラヂオプレスのみである)が、戦後、真空管によるスーパーヘテロダイン式のラジオが広く流通し、それはメーカー製とは限らず、放出品等を用いた自作ラジオの売買も盛んであり、オーディオマニア兼ラジオマニアが生まれた。

◇ 1970年代の一大ブーム

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1970年代になると、主に小・中学生の間で海外の短波放送を聴取することが流行し始め、多くの家電メーカーから短波が受信できるラジオが発売されるようになった。いわゆる“BCLブーム”が社会現象化し、多くの小中学生達が製品カタログに夢中になり、少しでも安くBCLラジオを入手しようと安売り電気店(東京では秋葉原、大阪では日本橋など)へ集まった。
1974年1月に放送開始された日本短波放送=ラジオたんぱ(NSB、現:日経ラジオ社=ラジオNIKKEI)のBCL番組「ハロージーガム」(三菱電機提供)は、もともとの狙いは日本短波放送の聴取者層拡大であったが予想以上の人気を集めた。家電メーカー各社は競って高性能短波ラジオを製造・販売するようになった。ソニースカイセンサー 5800(ICF-5800)や 5900(ICF-5900)、ナショナルのクーガ2200(RF-2200)、「PROCEED」シリーズ(RF-2600・2800・5000)、東芝のトライエックス2000(RP-2000F)といった高性能マルチバンドラジオである。これらの中にはダイヤルからの受信周波数読み取りが可能なものもあり、最終的にはディジタルディスプレイによって直読が可能なところまで高機能化した。特に、ソニーとナショナルは人気を二分し、前者が提供するBCL番組「BCLジョッキー」(TBS)と後者が提供する「BCLワールドタムタム」(日本短波放送、タモリが司会)もよく聴かれた。
BCLブームが起こるまで、日本には同人誌的なもの(JSWC日本短波クラブKDXCNDXCなど)以外にBCL専門の書籍雑誌は無かったが、月刊「ラジオの製作」(電波新聞社)がBCL関係の記事を次第に充実させていった。1975年12月には別冊として『BCLマニュアル』(山田耕嗣編)を刊行、すぐに品切れとなり版を重ねた。以後、BCLブームに便乗して類書の出版が相次いだ。また、1976年1月には月刊「短波」(日本BCL連盟発行、1983年休刊)が創刊され、多くの購読者を獲得した。日本BCL連盟は1980年1月に『DX年鑑』を刊行し、本格的なマニアの要望に応えた。さらに、放送局が放送開始前に流すインターバル・シグナル(IS)を収録したレコードカセットテープも発売された。また、趣味が高じて、自分で電波を出したいという中高生らがアマチュア無線の資格を取得するなど、アマチュア無線家の増加にも繋がった。

◆ BCLの醍醐味
欧米におけるBCLは大人の趣味であるが、1970年代の日本のBCLブームの主役は小学生から高校生にかけての若年層だった。特に多彩なデザインのベリカード収集の魅力は若者を惹き付けた。しかし、外国語の放送を楽しめるだけの語学力がなければ、ベリカード収集後の目標が無くなってしまい、その後ブームが下火になった原因ともなった。現在の日本では、欧米同様、BCLは大人の趣味として(かつての中高生らが成人になり、再びBCLを再開したため)根強い人気を誇っている。国際放送各局の番組担当者によれば、日本では2000年以降、いわゆる「復活組」と言われる30〜60歳代の参入により、BCL人口は再び増えはじめている。