身振りなどの非言語コミュニケーションの多くは文化によって異なってしまうが、人間の基礎的な感情である怒り、失望、恐怖、喜び、感動、驚きなどに対する表情は、普遍的なものとされる。非言語コミュニケーションを最初に研究対象としたのは
チャールズ・ダーウィンの『人及び動物の表情について』(
1872)であり、以来非常に多岐にわたる研究がなされている。
コミュニケーションの言語/非言語を考える場合、これらの単語の持つ意味を正確に理解する必要がある。というのは、言語コミュニケーションとは「言葉」を使ったコミュニケーションの全てを対象とするのであって、必ずしも音声を伴っている必要がないのだ。例えば、書記言語である手話や筆記を用いたコミュニケーションもまた、言語コミュニケーションなのである。反対に手話や筆記の場合でも、例えば「手話がたどたどしいことから相手へ持った印象」や「字が汚い/丁寧なことからくるイメージ」などは、非言語のメッセージである。