国際法において本来は
宣戦布告とともに
開戦が行われ、
講和条約・
平和条約締結とともに終戦を迎えると解釈されてきた。ところが、
20世紀に入ると戦争そのものが国際法における違法行為との解釈が成立するようになったため、却って戦争における国際法上の開戦手続が行われなくなり、終戦も講和条約や平和条約が結ばれない状態のままの
休戦協定で定められた
停戦状態の継続、すなわち協定に基づく
休戦の一般化・恒久化、もしくは当事者一方が相手方に
降伏を通告して戦闘状態が終結した状態を指して終戦と呼ぶようになった。近年では
湾岸戦争終結に際して行われた国連安保理決議687号(1991年4月3日)が恒久停戦決議とされ、その合意に基づき、6日後の国連安保理決議689号によって停戦監視のための
PKOである国連イラク・クゥエート監視団が設置されて終戦に伴う措置が行われた。