歴史的には、伝統的な
図書館学に、文献情報の管理・検索に関する学問領域を取り入れた
図書館情報学 () を指すことが多かったが、現在では、
情報工学を含め、さまざまな学問が交差する
学際的な分野として理解されている。情報学というと
情報工学をはじめとする自然科学的な分野と見なされがちだが、本来の意味からしても、
社会科学や
人文科学も包有する分野だと言える。近年は、学際的な側面が強調され
総合科学としても認知されている。
情報学にはさまざまな分野があるが、情報の意味をどのようにとらえるかによって、大きく3つの分野に分類できる。主に情報の意味を問題にせず、純粋に
情報量の概念が適用できる「情報」を扱う
情報工学に対し、情報工学的な情報を扱いながらも、それが実際の場面で持つ何らかの意味を問題にする
応用情報学、さらに、基本的に情報の意味そのものを問題にする
社会情報学がある。ただし、これはあくまで大まかな分類であり、実際にはこの中間に位置する分野もある。また、これらとは別に、情報と意味の関係を基礎づける
基礎情報学と呼ばれる学問領域もある
[情報学の4つの分野については『基礎情報学-生命から社会へ』西垣通 2004 p.7。ただし、同書に分類の明確な定義が書かれているわけではない。]。