国際空港 wikipedia|無料辞書
国際空港(こくさいくうこう、
英:International airport)とは、国際航空路線に対する設備が整っている
空港で、通常の空港設備以外に
CIQ(
税関、
出入国管理、
検疫)に関する設備が必要となる。
ただし、国際航空路線が就航している(CIQ設備がある)空港全てに、国際空港の名称が付されている訳ではない。例えば、
ロンドン・ヒースロー空港の正式名称は、London Heathrow Airportであり、空港名に国際(International)の文字は含まれていない。逆に、現在は国際線が就航していないにも関わらず、歴史的経緯から正式名称に国際空港の名称が付されている空港もある。例えば、
台北松山空港の正式名称は台北國際航空站であるが、台湾では一般的に松山機場と呼ばれている。
日本ではもともと国際空港が付く空港は空港整備法(
空港法の旧称)において定義する「第一種空港」に指定されていた。しかし、1980年代頃から第1種空港以外の空港での国際航空路線の就航が相次いだことや、
関西国際空港の開港で
大阪国際空港が名称はそのままに国際航空路線がなくなったりした。そのため、国際航空路線が就航している空港の全てに国際空港の名称が使用されているわけではない状況となっている。
◆ 旧第一種空港
前述したように、日本における国際空港は空港整備法において「第一種空港」に指定されていた。いずれも正式名称の中に「国際空港」の名が入っている。このうち、東京国際空港と大阪国際空港はかつては国際線路線が多く就航されていたが、いずれも需要の逼迫から成田空港・関西空港に多くの路線が移り、現在の国際線の就航はごくわずかとなっている。ただ、東京・大阪へのアクセスの利便性から、要人が乗る飛行機の利発着はもっぱらこの2空港が使用される。
以上の理由から、現在、名実ともに国際空港といえるのは、成田空港・中部空港・関西空港の3つであり、この3つの空港だけで毎年5千万人以上もの国際線の乗客が乗降している。
◆ 国際定期便が就航するその他の日本の空港
2006年現在、日本では国際空港がつかない空港の国際定期便はほとんど
極東地域への便である。その中でも
ソウル(
仁川国際空港)との便が突出して多い。これは日本への就航都市数が最多である
韓国の
アシアナ航空の影響が大きい。