メリットとしては、合格した大学に入学せず、純粋に
浪人した場合、次年度の入試で第一志望の大学はおろか、在籍校など、合格した大学にすら不合格となってしまって、受験した大学のどこにも入学できなくなるというリスクを回避することが挙げられる。一方デメリットとしては、大学生と浪人生の中間という中途半端な状態にいる為、精神的にどっちつかずとなり、また、個人によっては在籍している大学の勉強と受験勉強を並行して行う者もいる為、やはりどっちつかずとなり、留年・不合格と、受験生としても大学生としても失敗となる可能性が高いことが挙げられる。また
国立大学同士(国立大学に在籍しながら別の国立大学の再受験を目指す)の場合、在籍大学の許可を得ないまま、再受験をすると、受験をした段階で在籍中の大学から除籍処分が下され、仮に受験結果が不合格であっても、再び元の大学へは戻れないことがある。
大学に比べれば数はかなり少ないが、高校などでも仮面浪人は存在する。難関大学への進学を予定しているが、地元に進学実績の高い高校が少ないため入学が厳しい争いになる場合、滑り止めで受かった高校に通いながら目標高校の合格を目指すという事が行われる。
最近では、
大学院の
博士後期課程受験に失敗した
修士課程修了者が、
聴講生や
研究生の資格で大学院の授業に参加しながら翌年の合格を目指すことや、
公務員としてある特定の役所に合格・採用され勤務し始めたものの、実際に勤務した結果に感じる理想とのギャップや職場への不適応などから、一応はその役所に勤務したまま、別の役所(別の地方公共団体など)への勤務を希望し、事実上
公務員試験を受験し続けるようなことも仮面浪人と称する場面もある
[例えば地方公務員の場合、職員の採用は各々の地方公共団体(県や市町村)がそれぞれ独自の採用試験を実施するため、A県職員がB県の職員になることを希望した場合は、再びB県の職員採用試験に合格し採用されなければならない(一部で「経験者採用」を実施する自治体もある)]。