1990年代に「グローバリズム」という名で世界を席巻した新自由主義・アメリカナイゼーションの下で、自らの不安定な「生」を強いられながらも、その競争への参加を「放棄」する人々は、上記のカテゴリーにとらわれることなくこの範疇に包摂されうる。プロレタリアートと語呂を合わせることで、新自由主義における新貧困層の現実との向き合い方を示している。precario(プレカリオ-不安定な)と Proletariato(プロレタリアート-無産階級・賃金労働者)を組み合わせたイタリアでの落書きから始まった語と言われる(原著 Dore, Ronald P. New forms and meanings of work in an increasingly globalized world)。