デザイナーのマレーは車体をコンパクトにすることを念頭に、車体は短く、サイドポンツーンはリヤタイヤ付近に最小の大きさとなった。これによってリヤタイヤへの荷重を増やすもくろみもあった。
ダーツの様な外観の車体はダウンフォースを特大のリアウィングで稼いでいた。
モノコックは軽量化の為アルミとカーボンファイバー素材を使用している。エンジンは
KKK製ツインターボを搭載した
BMW直4ターボエンジンで、予選仕様で750
馬力、決勝仕様で640馬力を発生させた。
1982年シーズン中盤にマレーが提案し、チームが
BT50でテストを行っていたレース中の給油が1983年から使用されたため、あわせて燃料タンクは小型のものがコクピット後方の高い位置に据付けられた。
BT52は運転が容易で、ネルソン・ピケも好成績を収めた。好敵手の
ルノーの
アラン・プロストや
フェラーリの
ルネ・アルヌーに対し不運続きであった事もありシーズン半ばにはタイトルを落としたように見えたが、燃料供給元の
カストロールがBMWエンジン用の特別な燃料を開発、またルノーがシーズン後半にはエンジンの開発を止めてしまった事も重なりシーズン3勝をあげ、ターボエンジン搭載車での初のワールドチャンピオンという栄誉に浴する事となる。チームもコンストラクターズポイント3位でシーズンを終えた。