ITブームも末期に入ると、オールドエコノミーと呼ばれていた企業もIT化を進めニューエコノミーの分野に進出してきた。この頃になると、基盤の弱い新参IT企業よりもビジネス経験の長いオールドエコノミーの企業群がニューエコノミー化して21世紀を迎えるという再評価もされた。
事実、20世紀後半にはオールドエコミーと呼ばれた企業群の増益が顕著となった。しかし、この増益はブームにのって経済全体で多額のIT投資が行なわれた結果であり、ニューエコノミー化の結果とは必ずしも言えなかった。
2000年にITブームは終了したが、企業のIT化は進み、
ERPや
SCMなどを活用したオールドエコノミー企業群は確実に効果を出しつつある。一方で、オールドエコノミー企業のいくつかはITブーム以前よりも悪い経営状況に陥りつつあり、生き残ったニューエコノミー企業に凌駕されつつある。